今回は、なぜ私たちは被害者になってしまうのかということについてお話していきたいと思います。
この世界を生きていると、色々被害に遭うことがありますよね。
自分も含めて、周りの人や起こっていることについても、被害者っていう方がまだまだたくさんいるんです。
自分も、周りの人もそうだと思いますが、被害者でいるってすごく辛いですよね。
被害に遭ってしまうってすごく悲しくて辛いことだし、そういう被害に遭ってる人を見るのもすごく悲しくて辛いことです。
もうこの世界から、この被害を受けるっていう現象が起こらなくなったらいいなと私は思います。
被害者になる私たちは3次元に存在している
この世界を生きていると本当に色々な嫌なことを経験しますが、その中の一つに被害を受けてしまうことがあります。
被害を受けるとは、自分は意図しておらず、望んでいないのに周りの人や環境によって自分が被害を受けてしまうことです。
例えば、人に傷つけられる、事故にあう、盗まれる、邪魔される、自分のものを壊されるなど、色々な被害に遭うことがありますよね。
私たちは生きていると、被害を受けることが結構あるんです。
ニュースを見ても、周りの現象を見ても、やっぱり被害に遭う人ってまだまだたくさんいます。
この現象は、実は3次元の世界で起こっている現象なんです。
私も3次元の世界を生きている時は、たくさん被害に遭いました。
例えば、わがままな人に振り回される、追突事故に遭う、詐欺に遭う、傲慢な人に時間やスキルを奪われるなど、色々な被害に遭いました。
被害者が発生するスピリチュアルな理由
誰でも被害者になることは経験したことがあると思いますが、今も経験している方もいると思います。
なぜそういう被害者が出てしまうのでしょうか?
被害に遭ってしまう理由は、実はシンプルで、単純にエネルギーを引いているからなんです。
エネルギーを引いているから被害者になってしまうんです。
私たちが無意識のうちにやっていることが、実は、エネルギーを引くことです。
例えば、遠慮する、人や環境に遠慮する、自分にはできないとエネルギーを引くなど、私たちは結構自分のエネルギーを引くことをやっています。
被害者意識が発生するスピリチュアルな原因
特に日本人は、エネルギーを引く習慣があります。
エネルギーを引いたら、どこかからエネルギーが入ってくるんです。
引いたらエネルギーが押されるんです。
これは自然現象で、エネルギーを引いたら勝手にエネルギーが押されてくるんです。
逆に私たちがエネルギーを押したら、反対側はエネルギーを引く現象が起こっています。
この一部の現象を見ると、私たちは嫌なものを押されてしまったり、自分じゃないエネルギーが入ってしまったりして、被害者だと感じることがあります。
しかし、高い視点で見ると、私たちがエネルギーを引く時は、自然とその押しのエネルギーが入ってくるものなんです。
引くということは、私たちが引っ張っているんです。
ウェルカムしているんですよ、呼び寄せているんです。
なので、エネルギーを引くと、自然と当たり前ですが、エネルギーは他から入ってきます。
このエネルギーの反対側は押すことで、これが3次元の2極化している現象の一つです。
引くの反対には必ず押すという現象がありますので、私たちがエネルギーを引く時は、他からエネルギーが押されてきます。
そして、私たちがエネルギーを引く時には、なかなか良いものは入ってこないんです。
引き寄せの法則もありますが、本当に使い方には気をつけてください。
引き寄せる時に、いいものや欲しいものを引き寄せているのであればいいのですが、エネルギーを引くことは、つまり私たちのエネルギーバランスが取れていない時にやってしまう現象なのです。
被害者になる時は、スピリチュアル的にエネルギーバランスが崩れている
そういうバランスが取れていない状態の時にエネルギーを引くことをやっている時は、基本的に私たちは無意識です。
意図的に、これが欲しい、これを求めている、こうなって欲しいという思いや願望があって自分のエネルギーを引くこともあるかもしれませんが、その場合は大体エゴの意識、3次元の意識で、エゴイスティックに何かを求めて、見返りを求めて自分のエネルギーを引いてしまうことをやっています。
これは自身のエネルギーバランスが悪い時に無意識にやっていることなので、引き寄せる時、大したものは来ないです。
本当はもっと、良いものが来たり、煌びやかなものが来たり、いい人が現れたりしてくれたらいいのですが、自分が引くというこのスタンスでいる限り、あまりいいものはやってこないんですね。
被害者意識のスピリチュアル的状態を童話から学ぼう
例えば、「金の斧、銀の斧」という童話があります。
これは、ある男性が鉄の斧で木を切っていて、その斧を湖に落としてしまうお話です、簡単に言うと、確か。
そして、湖の主が現れて、「あなたが落としたのはこの金の斧ですか?銀の斧ですか?」と聞きます。
この話は、私たちがエネルギーを引いてしまうことと非常に似ています。
男性が自分の斧、つまり自信を失ってしまうこと、自分にはできないと思ってしまうこと、諦めてしまう状態の時ととても似ているんですね。
男性が自分の鉄の斧を失くしたその時に、湖の主が新しいエネルギーを入れようとするんです。
「あなたが求めているのはこの金の斧ですか?」というように、宇宙は私たちがなくしたエネルギーに対して、新しいエネルギーを提供しようとします。
しかし、自分の斧を落とした人が正直に、「私がなくしたのはただの鉄の(自分の)斧です」と答えることができれば、物語はハッピーエンドになります。
正直とは、自分のエネルギーの位置や状態を本来の状態に戻すことを意味します。
たとえば、自分が失った自信や、自分の斧としてのエネルギーがちょっと本筋からずれてしまったり、引いてしまったりしたことを認めることだったりします。
自分の失ったエネルギーを正直に認め、自分の人生の柱に戻すことができれば、被害者という立場はそこで終わります。
自分がエネルギーを引いている時には、他者などのエネルギーがとても美しく、煌びやかに見えてしまうことがありますが、他人のエネルギーは自分のものではありません。
結局は、自分のエネルギーを自分自身に満たさなければいけませんが、自分で満たすことができず、他人からエネルギーをもらおうとすると、さらに被害者になってしまいます。
被害者意識でいると、どんどん辛くなるスピリチュアル的現象
我慢してしまうと、他人のエネルギーが私たちの人生に入り込み、私たちの人生を荒らしてしまいます。
本来、自分のエネルギーで満たすべき領域に他人のエネルギーが入ると、人生に荒波が立ちます。
エネルギーを引き続けると、良くないエネルギーがどんどん入ってきて、自分の人生を生きることができなくなってしまいます。
引くエネルギーをやめ、自分軸に戻し、エネルギーを本来あるべき位置に戻さなければ、辛くなる一方です。
自分の人生を自分のエネルギーで満たし、他人のエネルギーに振り回されることなく生きることが大切です。
私が昔、シェアハウスをしていた時、困るほどわがままな女の子がいました。
彼女はいつも自分のことだけ考えていて、私は彼女をとてもわがままだと感じていました。
しかし、当時の私は彼女に同情してしまい、自分のエネルギーを引いてしまったんです。
彼女がかわいそうな経験をしたから、今こんな状態なんだろうと考え、遠慮してしまいました。
彼女の要求に合わせてしまったんですね。
その結果、彼女はどんどんわがままになっていき、私のシェアハウスでの生活は平和ではなくなってしまいました。
私は被害者であると感じていましたが、大人になって気づいたのは、私が自分でエネルギーを引いて、彼女のエネルギーを自分の人生に引き込んでいたんです。
被害者になったのは、私がその状況を作り出してしまったからだったのですね。
まとめ:被害者意識の原因と被害者意識を手放す唯一の方法
この宇宙のシステムとして、エネルギーを引くと、相手からエネルギーが押し込まれるという自然現象が起きます。
エネルギーの循環は、私たちが一つである、ワンネスの中で起こることです。
エネルギーは目に見えないけれども、私たちはすべて繋がっています。
もし今、あなたが被害者の立場にいるなら、自分のエネルギーを元に戻しましょう。
自分の自信を取り戻し、才能やスキルを認め、自分を愛してください。
自分のエネルギーを自分のものとして取り戻すことで、加害者は自然と消えていきます。
3次元の世界では被害者と加害者が存在しますが、5次元に移行すると、そのような二極化はなくなります。
私たちが自分のエネルギーを正しく保ち、自分自身を愛することで、私たちの人生はもっと平和で幸せになります。
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