吐き気(嘔吐)のスピリチュアルな意味を解説します。また、突然吐き気がした場合や、肩こり・咳・眠気・胃痛・腹痛・頭痛・下痢・眩暈から気持ち悪いと感じる意味についてもそれぞれお話します。
吐き気(嘔吐)のスピリチュアルな意味
吐き気(嘔吐)をもよおす時のスピリチュアルな意味は、「時間を巻き戻したい気持ちがある」ということです。
経験したことをなかったことにしたいのかもしれませんし、何かや誰かに嫌悪感を感じ、受け入れることができないでいるのかもしれません。
また、ショックな出来事を体験して、前へ進むことができなくなってしまっているのかもしれません。
いずれにしても、時間を蒔き戻して、「過去に起こったことを再度体験して納得したい」、もしくは、「起こったできごとが起こらないようにやり直したい」という思いが深層にあるようです。
あなたはもしかすると、自分自身を責める気持ちがあるのかもしれません。
もしくは、自分自身を肯定する力が弱まっている可能性もあります。
あなたは何も悪いことはしていないということ、そして、あなたにはピンチをチャンスに変える力があることを思い出してください。
あなたにもしもできるのであれば、過去に起こったことは変えられないと諦めて、思い切って前へ進んでみるといいでしょう。
そうすればいつか、「あの時私が体験した事は、こういうことだったのか」と理解できる時が来るでしょう。
どうしても前へ進めない場合は、ある程度納得できるまで起こった出来事を分析してみるといいでしょう。
「何が自分にそれを経験させたのか?」と心に聞いてみましょう。
いずれにしても、私たちは時間を止めることはできませんし、この世界では時間を後戻りすることも基本的にはできません。
大事なことは、様々なことを体験していくことで、様々なことに気づいて本当の自分自身を取り戻していくことです。
過去のことから何かを学べれば最高、過去のことから何かを学べなくても人生を前向きに生きていくことができれば最高です。
誰も責めずに、「きっとこれはこういうことだったんだ」と少しでも気づくことがあればいいですね。
最初から完璧を求めず、段々と理想の自分と人生を築いていくことを心がけましょう。
突然の吐き気のスピリチュアルな意味
他に具合の悪いところはないのに、突然吐き気が起こる場合は、「何かに対して無意識に強い否定心がある」というスピリチュアルな意味があります。
自分で自覚することはできていないけれど、つい最近経験した出来事の中で、腑に落ちずに否定していることがあるようです。
例えば、「〇〇はこうなってはいけないのに」とか、「こんな私はダメだ」とか「こうしたら常識ないよな」など、何かしら「してはいけないことをしてしまった」という思いが深層にあるようです。
「周りに否定されるかもしれない」という思いがあるのかもしれません。
ですが、「そうしたい」という欲求や胸のトキメキが勝っている為に「否定する気持ち」が表面上に出で来ず、認識することができていないような時に、突然の気持ち悪さを感じやすいです。
リラックスして、あなたは何をしてもいいのだということを思い出しましょう。
本当に、何をしてもいいのです。
それを経験することがあなたに必要ならば、経験するべきです。
自由に何かをすることを否定する必要はありませんよ。
肩こりで吐き気がするスピリチュアルな意味
肩こりが酷く吐き気がある場合は、「責任感に押しつぶされそうになっている」というスピリチュアルな意味があります。
あなたは何かを1人で背負い込み過ぎてはいませんか?
自分でなんとかしなくてはいけないという思いにがんじがらめになっているようです。
その責任感の強さは、「認められたい」「嫌われたくない」という恐怖から来ているのかもしれません。
いずれにしても、あなたが自由を失っている状態では、状況が改善されることが難しいでしょう。
ですが、あなたが気楽に構えることができるのなら、状況はすぐにでも好転していくはずです。
「ダメな瞬間が起こってもいい。どんどん次に進む。そうしているうちに良くなる」という姿勢を持つことを心がけましょう。
失敗を恐れていると、先へいつまでたっても進めません。
ですが、小さな失敗をいっぱいしていると、どんどん先へ進んでやがてそれらの失敗が「単なる経験」であったことに気がつくでしょう。
気楽にいきましょう。
あなたを責める人がいるとしたら、それはあなただけです。
咳で吐き気がするスピリチュアルな意味
咳で吐き気がする場合は、「絶対に受け入れられないことがある」というスピリチュアルな意味があります。
「こんな状況は絶対ヤダ」とか「こうはなりたくない」というような、力強いNOの姿勢があるようです。
あなたには、「こうでありたい」というような理想があるのでしょう。
その理想を体験することに意識が向いて、それ以外の好まない体験を全てスキップしたいのかもしれません。
今のあなたは、エゴ(自我)が強くなっています。
自分でコントロールしたいという思いが強くなっているのでしょう。
私たちは自然の流れに身を任せることが、最適な生き方です。
流れに身を任せることができない状態は、何かを避けたいと感じるような恐怖が深層にあるからです。
あなたが今体験したくないと思っていることは何ですか?
それを体験したくないと感じているのは、どうしてでしょう?
過去に経験した心を癒すことができれば、自然に身を任せて受け入れることができるようになるでしょう。
眠気で吐き気がするスピリチュアルな意味
眠気で吐き気がする場合は、「経験したことを消化しきれていない」というスピリチュアルな意味があります。
あなたは何か、あなたにとって大きなことを経験したようです。
それは良いことかもしれませんし、嬉しくないことかもしれません。
いずれにしても、経験したことを整理しきれていないようです。
もしかすると、考え方を変えるような出来事で、考えが落ち着かないのかもしれませんし、大きな感情を抱えた為に感情を整理しきれていないのかもしれません。
いずれにしても、新しいことを経験する前に、過去のことを整理したいという思いが強いようです。
時間を止めることはできませんが、時間の使い方は自由です。
あなたの納得がいくように、自由に時間を使いましょう。
生きることを急がず、ゆっくり眠ることも大切かもしれません。
胃痛・腹痛と吐き気があるスピリチュアルな意味
胃痛や腹痛と共に吐き気がある場合は、「何かを心配しすぎて緊張状態にある」というスピリチュアルな意味があります。
人生を楽しむことができていないようです。
何かについて極度に心配しているので、好きなこともできず、好きなことができないので楽しむこともできないでいるのでしょう。
あなたは何をそれほどまでに心配しているのでしょうか?
心配する気持ちが強い為に、それが本当に起こるかもしれないとどこかで信じており、だからとても緊張しているようです。
緊張状態にある期間が長ければ長いほど、辛く苦しくなっていきます。
思い切ってあなたが好きなことをしてみましょう。
今の環境でそれが難しいのなら、環境を変えることも大切かもしれません。
旅行に行ったり、普段は行かないところや、好きなところへ出かけることも、リラックスした状態を取り戻すきっかけになるかもしれませんよ。
頭痛で吐き気がするスピリチュアルな意味
頭痛で吐き気がある場合は、「考え方において葛藤が起こっている」というスピリチュアルな意味があります。
何かについて頑固な考えがあるのに対し、その考えを打ち消したい思いが強くなっているようです。
あなたを責める気持ちが強く出ている可能性があります。
あなたにはきっと、本当は心を軽くしたいことに気がついているのでしょう。
でも、変えられない考え方に囚われて嫌な気分を感じているのでしょう。
いずれにしても、頭痛で吐き気がしている時は、まず、頭で考えることを止めるといいでしょう。
何故なら、頭で考えている間は、探している答えは結局見つからないからです。
考えないと心配になってしまう気持ちも分かりますが、ここは思い切って、考えることを一切止めてみましょう。
そして、あなたが何を感じているのか、心に耳を傾けてみて下さい。
そうすれば、探している答えが見つかるはずです。
頭がオーバーヒートしている状態では、この先の人生がどんどん難しくなっていってしまいます。
頭をクールダウンしましょう。
勇気を持って考えることをしない時間を少しでも作れば、頭痛も吐き気も治まっていくでしょう。
下痢と吐き気がするスピリチュアルな意味
下痢と吐き気の両方を体験している場合は、「現実の情報処理が全くできていない」というスピリチュアルな意味があります。
「現実の情報処理ができていない」とは、起こった出来事を理解できていなくて、前へ進むことも、後ろへ下がることも、脇へ逸れることもできていない状態です。
一種の「衝撃による一時停止」と表現することができるでしょう。
何か相当衝撃的なことを体験しませんでしたか?
「今一体何が起こっているのか」とか「何がそうさせているのか」とか「どうすればいいのか」とか「自分はどうなってしまうのか」といったことを理解しようとしている状態と言えるでしょう。
今この瞬間に起こったことに集中できているのはいいことですが、全てを一度に理解する必要はありません。
もう少し現実で起こっていることを観察してみましょう。
情報が多ければ多いほど、理解する可能性は高くなっていきます。
嘔吐と下痢を患う今のあなたには、もう少し情報が必要なようです。
恐れずに、焦らずに、もう少し状況を観察してみましょう。
眩暈で吐き気がするスピリチュアルな意味
眩暈で吐き気がするスピリチュアルな意味は、「現実の捉え方に偏りが出ている」ということです。
現実を美化しすぎている可能性もありますし、問題のない現実を悪い状況だと見ている可能性もあります。
いずれにしても、現実に起こっていることを正しくとらえることができていないようです。
その原因は、固定観念があるからでしょう。
固定観念を持った状態で世界を見ることは、いわゆる「色眼鏡で見る世界」です。
固定観念の種類によって、見える世界の色が変わってしまいます。
つまり、色眼鏡で世界を見ているうちは、真実を見落としているということなのです。
真実を見据えることができず、自分自身の色の中だけで物ごとを判断していると、現実を上手に生きられません。
「これはこうだ」と決めつけていることがないかどうか、確認してみて下さい。
そして、「いつもこうだとは限らない」という可能性を受け入れましょう。
可能性は受け入れれば可能になりますが、受け入れなければ可能になることはありません。
認めること、受け入れることが大切なのです。
こうして考え方に自由を与えると、自分の色眼鏡から脱出できる可能性が高くなります。
つまり、固定観念に囚われなければ、現実をありのままに理解し、受け入れることができるようになるのです。
眩暈と吐き気があるあなたは、物事の捉え方に自由を取り戻すことが大切です。
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