花粉症のスピリチュアルな意味を解説します。
花粉症のスピリチュアルな意味
花粉症の症状が出るのは、春にだけ起こると思われがちですが、実は花粉症の原因の植物によっては、夏や秋、冬に花粉が飛び、実際はほぼ1年中花粉症が発生する可能性があります。
花粉症が起こるスピリチュアルな意味は、「過去に起こった嫌な記憶が蘇っている」ということです。
過去に何か「嫌だな~」と思うような出来事が起こり、花粉が飛ぶ時期になると、その記憶を花粉が呼び覚ますのです。
初めて花粉症になった年を思い出してみて下さい。
その年に何か嫌なことが起こった可能性が高いです。
例えば、春に花粉症が発症した場合は、春は「学校が始まる」時期であり、子供の頃に、「学校行かないで自由にしていたいなぁと感じたことがある」などがあります。
ですが、その問題によって作った心の傷を癒すことなく、なかったことにしようと解決を放置している為に、問題の出来事が起こった時期と同じ時期に、自然が心に呼びかけるのです。
「あの年にできた心の傷がまだ癒されずに残っていますよ」と。花粉症の症状や、症状が出る時期をよく観察してみましょう。
花粉症の辛い症状以外に、何か嫌な気分になることはありませんか?
花粉症の症状をきっかけに、あなたの心と向き合うチャンスができるかもしれません。
花粉が伝えたいもう1つのスピリチュアルな意味
花粉が飛ぶという現象は、花粉症に人にとっては忌々しい現象ですが、冷静に考えてみれば、自然のとても自然らしい行為によるものです。
私たちの周りにある、木を含む自然は、私たち人間を優しく包むことはあっても、攻撃することは決してありません。
例え自然災害が起こって私たちが被害に遭ってしまったとしても、それは自然が私たちを攻撃したかったからではありません。
いついかなる時も、私たち人間に正しい態度を取っている自然が、私たち人間にとって害となるのは何故なのでしょうか?
答えは、私たち人間が、自然から遠ざかってしまっているからです。
私たちは自分たちの便利性の為に、地球本来の美しい自然を破壊し、時に自然を切り離した生活を好んでいます。
大都市なんかがその代表的な場所でしょう。
花粉が私たちに伝えたいもう一つのスピリチュアルなメッセージとは、「自然(地球)から遠ざかりすぎですよ」です。
私たち人間は、本来自然と共生するように創造されています。
私は宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」という映画が好きですが、この映画の中で主人公がこう言っています。
ラピュタがなぜ滅びたのか、私よくわかる。ゴンドアの谷の詩にあるもの。土に根を下ろし 風と共に生きよう 種と共に冬を越え 鳥と共に春を歌おう どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんのかわいそうなロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ。
これがまさに、「自然を私たちの人生から切り離していては、私たちはやがて滅びるであろうこと(辛いこと)」をうまく警告していると言えるでしょう。
なぜなら、私たち人間もまた、自然の一部であり、母なる大地を離れて生きられるようには、現段階では創造されていないのです。
現に、世界規模で花粉に対するアレルギー反応を起こす人が増えているそうですが、この現象は特に「技術的な先進国」によく見られる現象だそうです。
そして、日本は「花粉症が多い国のランキング」で1位です。
木が地球上に誕生してから、常に自然の原理として花粉を飛ばし続け、その木の後に私たち人間が誕生したにもかかわらず、この母なる自然環境に対応出来ない私たちの体。
そんな私たちに花粉は、「地球と繋がろうよ」とメッセージを送っているのだと私は思います。
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