恐れや不安な感情を漠然と抱える時のスピリチュアルな意味と、全般性不安障害(慢性化した不安感)があるスピリチュアルな意味をそれぞれ解説します。
恐怖や恐れ・不安があるスピリチュアルな意味
漠然とした恐怖や不安がある時は、「何もできなかった過去の自分を許せないでいる」というスピリチュアルな意味があります。
過去に何か、予期せぬ出来事が起こった時や、自分ではどうすることもできなかった出来事があった時に、「自分にはどうすることもできなかった」と、責任を感じているようです。
「あの時自分がもっと〇〇だったならば、状況を変えることができたのに」という思いが深層にあるのでしょう。
漠然とした不安感が絶えないあなたは、「この世には、あなたがコントロールできないことがたくさんある」ということを理解する必要があります。
この世界は、あなたの為の世界ではないのです。
その為、あなたが全てをコントロールできなくて当然なのです。
確かに、全てをコントロールすることができれば、後で悔やむこともないかもしれません。
ですが、この世界は、私たちみんなの世界なので、私たち1人1人にコントロールできない何かがあるのは、これはどうしても仕方のないことなのです。
逆に、あなたが全てをコントロールすることができてしまうということは、誰かもあなたをコントロールすることができてしまうということになります。
不安感があるあなたは、過去に物ごとをコントロールすることができなかったあなた自身を許す必要があります。
きっと、あなたは辛く悲しい体験をしたのでしょう。
ですが、あなたが辛い思いをしたのは、あなたに落ち度があったからではありません。
私たちが海の波をコントロールすることができないように、自然には自然の、人には人の人生があります。
起こってしまった残念なことを嘆くよりも、あなたがこれから、何を出来るようになりたいかを考えましょう。
あなたが理想的な自分へ変わることができれば、恐れるものなどなくなっていきます。
あなたを責めることで、あなたの可能性の芽を潰すようなことはもうやめて下さい。
あなたがあなた自身を許し、心の思うままに行動を起こしていけば、あなたの真の強さを知ることになり、不安と恐怖が生まれる前に願いを叶えることができるようになりますよ。
年齢も状況も関係ありません。たくさんのことを望むあなた自身を許し、願いを叶えていきましょう。
願いが叶えば叶うほど、過去のあなたを許す寛大な心が持てるようになるでしょう。
全般性不安障害のスピリチュアルな意味
全般性不安障害とは、生活に関わることで不安に感じることがおよそ半年以上続くような、慢性的に不安を感じる症状ですが、この全般性不安障害は、「過去に起こった出来事のショックから立ち直ることができていない」というスピリチュアルな意味があります。
これといった原因も見当たらずに起こってしまった嫌な出来事によって受けたダメージが大きかった可能性があります。
ダメージを受けた出来事について、「どうしてそのような結果になったのか」を見極めることができない為に、人生何がどうなるか分からないという不安感があるのでしょう。
「長期的な漠然とした不安」の正体とは、「辛い思いをしないように、物ごとを予期できるように気を付けていなければ」という考えを持っているということです。
つまり、「辛い思いをしたくないから、辛い思いをしそうなことが起こっても傷つかないように、あらかじめ辛いことを想像して免疫力をつけておこう」と、嫌なことをあれこれ想像している行為が、あなたの認識している「漠然的な不安」です。
あなたがもし、「まだ起こってもいない事」を想像することをどうしても止められないのであれば、過去に起こった出来事で傷ついた心を癒すことが大切です。
過去にどんなことが起こってショックを受けたのでしょうか?
まだ、納得がいっていないことは何でしょうか?
あなたが傷ついた心を癒すことができれば、不安感も、恐怖感も消えてなくなるでしょう。
傷ついた心が癒されれば、予期せぬ出来事が起こった時でさえ、ワクワクしてしまえるくらい、生きる活力がみなぎってきますよ。
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