汗をかくスピリチュアルな意味や、手に汗をかくスピリチュアルな意味、足の裏に汗をかくスピリチュアルな意味、また、多汗症のスピリチュアルな意味についてそれぞれ解説します。
汗をかくスピリチュアルな意味
健康な状態で汗をかくスピリチュアルな意味は、「情熱のバランスを取る」ということです。
私たちが健康な状態で汗をかく時というのは、「運動をしている時」や「暑い中で生活している時」などがほとんどでしょう。
例えば、運動をしていて汗をかく場合は、私たちの中に情熱があります。
何かを達成したいという情熱や、活動することを純粋に楽しむ情熱があります。
情熱とは、アルケミーで言うと「火」の要素なのですが、私たちが「火」の要素を使う時は、「水」の要素を使うことが大切です。
何故なら、「火」の要素だけを使うと、私たちは単純に「焦げる」からです。
肉体でもこれは同じで、情熱的に何かをしている時、体を焦がさずに保つ為に、「水」の要素が必要となります。
その水の要素が、「汗」なのです。
なので、私たちの中に情熱が強くあればあるほど、汗をかきやすくなります。
また、気候が暑くて汗をかく場合は、私たちの中に必ずしも情熱があるとは限りませんが、地球に情熱があるということなのです。
日本には例えば四季がありますが、暑い夏には様々な植物が成長しますよね。
それは、地球の情熱の現れです。
地球のエネルギーは、地球に住んでいる私たちにも影響します。
その為、私たちは冬よりも夏に気分が明るくなる傾向がありますよね。
これは、私たちが地球の情熱の影響を受けているからです。
私たちがこうして地球の情熱を受ける時、「水の要素」がなければ、またしても焦げてしまいます。
もしくは、干からびてしまうでしょう。
私たちが「火」の要素を扱う時は、「水」の要素は必ず必要なのです。
情熱を持つのはいいことですが、私たち自身をメンテナンス(癒す)ことも大切なのです。
つまり、私たちが汗をかく理由は、「火」の要素で消耗しないための「癒し」の力が働いているということなのです。
多汗症のスピリチュアルな意味
多汗症とは、健康な状態で汗が出るのではなく、不自然な形で汗が出る現象のことです。
多汗症のスピリチュアルな意味は、「平静を装うとしている」というスピリチュアルな意味があります。
本当は、悲しみや辛い感情を抱えているのに、それらが人にばれないように隠そうとしていたり、思い出すと心が痛くなる記憶が自然と蘇るのを、無意識に防ごうとしているようです。
つまり、泣きたい気持ちがあるのに泣けない人が、涙を出す代わりに汗を出すのです。
あなたが多汗症であるならば、あなたの感情を素直に認める必要があります。
悲しむことは辛いことかもしれませんが、悲しみを感じないように心を閉ざしていることはもっと辛いことです。
泣いている姿を人に見られたくないのであれば、1人の時間を作って泣きましょう。
泣いて少し頭がボーっとしたら、あなたの心が何を求めているのかを感じ取ってみて下さい。
そして、その心からの願いは叶うと自信を持って下さい。
あなたの心が何を求めているのかが正確に分かれば分かるほど、立ち上がる勇気が湧いてきます。
辛い思いをして頑張っているのはあなただけではありませんよ。
多くの人が辛い体験をして傷つき、その傷と向き合うことでまた立ち上がっているのです。
あなただけに立ち上がる勇気がない訳がありません。
あなたの心の強さを取り戻して下さい。
そうすれば、平静を装うことなく、本当に平和でいられるようになりますから。
手に汗をかくスピリチュアルな意味
手に汗をかくスピリチュアルな意味は、「行動に自信がない」ということです。
手に汗をかく時と言うのは、この現実的な世界とやり取りをしようとしている時です。
自分自身の思いや考えを周りに伝えたり、自分の能力や特技を表現しようとしていたり、単純に人とやり取りをしようとしていたりする場合が多いでしょう。
もしくは、受け身の立場で、人や環境に何かをされたり、もたらされる場合もあるでしょう。
いずれにしても、手に汗を握る瞬間というのは、自分と外とのやり取りが行われる時であることがほとんどです。
さらに、そのやり取りに対して、自信を持つことができないでいる時に手に汗をかく傾向があります。
例えば、「これが手に入らなかったら、自分には価値がないということだ」とか、「自分にはできるだろうか(嫌できない可能性がある)」などのように、あなたの価値は周りの反応で決まると考えているふしはありませんか?
自分の価値は、周りによって定まるという考えがあるのは、自分自身に自信がない時の特徴的なサインです。
あなたの価値は、あなたが決めるのです。
要は、どんな自分も好きで認めることができるかどうかです。
手に汗をかいている時は、自分に言い聞かせてみて下さい。
「結果がどうであろうと、自分の想いに間違いはない。この想いこそが、自分らしさなのだ」と。
大事なことは、どんな成長段階の自分も愛するということです。
足の裏に汗をかくスピリチュアルな意味
足の裏に異常に汗をかくスピリチュアルな意味は、「存在自体に自信がない」ということです。
今の現実の世界に存在していることに違和感を感じているのかもしれません。
人生の中で、体験したくないようなイベントを経験しているのかもしれません。
いずれにしても、「ここではないどこか」へ意識が向いているようです。
足の裏に異常に汗をかいた場合は、まず、落ち着いて深呼吸しましょう。
そして、「今これを体験しているのは、何か気づくべきことがあるからだ。さっさとそれを見つけて退散しよう!」という捉え方をしてみましょう。
私たちは、嫌なことや環境は、長々と体験する必要はないのです。
ですが、大切なことに気がつくことができないと、いつまでも嫌な体験を経験することになります。
今ここに存在していることや、今体験している人生のイベントを楽しむことができていないのであれば、あなたに必要な物だけを見つけてしまいましょう。
そうすれば、環境は自ずと変わっていくものです。
今経験していることと向き合う強さを取り戻して下さい。
そうすれば、大切な何かに気がつけるはずですから。
現実の中に隠されている大切なメッセージに気がつこうと、現実と向き合うことができれば、この世界に存在していることの自信は既に取り戻しているはずです。
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